めろなとおっぱのなれそめ⑥最終回
夜の9時
私が住む女子寄宿舎とオッパの住む男子寄宿舎の前にある街灯の下で待ち合わせをしました。
待ち合わせ場所に向かうともうオッパは街灯の下で待っていました。
そしてなんにも会話がないまま夜の学校を散歩しました(笑)
学校が見渡せる場所に来たところでオッパが
「寒いね…寒くない?」
とはじめて口を開きました(笑)
「少し寒いですね(笑)」
そしてまた沈黙(笑)
あれ?このスポットじゃないのかな?(笑)
なんで切り出さないんだろう?
と痺れを切らした私は
「オッパの好きな人はいつ教えてくれるんですか?」
と単刀直入に聞きました(笑)
すると
「え!?!?あ…えっと…また後でね」
ええええええええええええええええええええ
そうしてまた歩き出したオッパ(笑)
オッパも緊張してるのかなーと思いながら後ろをついて行きました。
そして学校の前の池の周りのベンチに座りました。
あっ…ついにここだな
と思った私は何も言わずにじっとオッパが話し出すのを待っていました。
「あの…めろな…
俺は5年間彼女がいないんだ。軍隊を除隊して、大学も無事編入できて、彼女が欲しい!って思った俺は合コンに行ったりもたくさんした。けど全然惹かれないし、面白くないしで彼女探しなんて辞めようって思ってずっと過ごしてきたんだよね。
でもあの日偶然隣に座って
はじめはほんとに外国人だから留学生と仲良くしたいなって気持ちだけで誘ったんだけど
カフェで話をするうちに、楽しいな、いい子だなって…
それで誕生日もお祝いしてあげたかった
その時から多分…
俺はめろなが好きだったんだと思う…」
この時のオッパの声がすごく震えていたのをよく覚えています(笑)緊張してたんだろうな(笑)
「それで…告白しようか迷った。だってめろなはたった1年の留学生だから…離れるのわかってるから…
でも、離れたら終わりってそんなことありえないって思った。
だから告白することにした。
オッパは忙しいし、寂しい思いをさせちゃうかも知れない。
それでも絶対大切にするから!!
俺の彼女になってくれませんか…?」
ついに告白…!!!
普通なら間を開けて
「…はい♡」
とか言うもんだと思うんですが
なんせ恋愛してこなかった私(笑)
そんな間の取り方なんて知らなかったwwwwwwww
俺の彼女に…
のあたりから
首をコクコクコクコクさせて頷いていたそうですwwwwwwwwwwwwww
いやフライングにも程がある(笑)
それを見たオッパから
「え…いやあの…意味わかってる!?頷いてるけど考えなくていいの!?意味わかってる!?!?え!?いいの!?!?本当にいいの!?!?それは彼女になってくれるってこと!?!?」
私のフライングコクコクのせいでいい雰囲気は一瞬でぶち壊しwwwwwwww
「いいの…?俺が彼氏になっていいの…?
やった…!めろなありがとう!!!
あの…
抱きしめてもいい…?」
抱きしめても…いい!?!?!?!?
突然のパワーワードにやられて
またひたすらコクコクしかしない私wwwwww
抱きしめてくれながら
「오빠가 잘할게.나의 여자친구가 되어줘서 고마워(大切にするね。僕の彼女になってくれてありがとう。)」
と言ってくれたのは多分一生忘れません(涙)
それからはじめて手を繋いで寮まで帰りました。
私のフライングコクコクで一瞬雰囲気をぶち壊してしまいましたが、これが私たちのなれそめでした(笑)
いやー面白さが最後まであればいいんですが
これはもう惚気ですね ふふ
知り合ってたった2週間で付き合うことになりましたが、その2週間は人生で1番濃かった2週間だったなと思います。
(今してる2週間の隔離は人生の中で1番無駄な2週間でしょう。同じ2週間とは思えん)
付き合うまでの時間も、知り合った方法も、どれがいいとか何がいいとか誰がいいとかそんなのはなんでもいい!!!!!
みんなが幸せならそれでいい!!!!!!
今幸せなら全てよし!!
こんなぐだぐだなシリーズを長々と読んでいただきありがとうございました(笑)
また機会があれば面白エピソードも書こうかな
ふふ